「みんなでつくるスタジアム」に向けて森林フィールドワークおよび作業体験を実施しました

5月11日(月) 田村森林組合にて、トップチーム、フロントスタッフ、アカデミースタッフを含めた約80名が森林フィールドワークを実施いたしました。

【概要】
日時 5月11日(月)10:00~
会場 田村森林組合
参加者 福島ユナイテッドFCトップチーム選手、スタッフ、株式会社AC福島ユナイテッド スタッフを含む80名


昨年8月30日に発表した新スタジアムコンセプト ”地域参加型「みんなでつくるスタジアム」-日本初の完全木造&世界初の循環型木造スタジアム-” の実現に向け、木材への理解を深めることを目的に福島県田村市の田村森林組合を訪問しました。

新スタジアムコンセプトの1つに、「日本発のサステナブル建築」を掲げています。式年遷宮に着想を得た福島県産材の木造建築を採用し、分解・再利用が可能な設計といたします。

森で何十年もの歳月をかけて育った木を、適切なタイミングで伐採し、スタジアムの構造材や内装へと形を変えて活用する。
完成したスタジアムに地域の人々が集い、新たな活気が生まれる。
そこから生まれる経済効果や人々の想いが、森の保全や地域の雇用へと還元される。
森はまた新しい木を育み、次の世代へ繋いでいく。
私たちは、木材の活用を通じて、地域、そして世代を超えた「循環」の仕組みを創出していきたいと考えています。

今回の訪問では、田村森林組合 専務理事兼参事 菅野孝さま、特定非営利活動法人 日本森林管理協議会(FSCジャパン) マーケティング&広報マネージャー 河野絵美佳さまより、座学にて同組合の取り組みやFSC認証について学びました。その後、実際に伐倒実演の見学や、選手自らが鎌を手にしての育林作業、さらに木材が製材される工程の見学を行いました。

また、本プロジェクトの一環として、十六沼運動公園の「ロッカールーム」を増築いたします。選手たちは単に完成した施設を使うのではなく、「自らの身体を鍛える拠点の素材(木)が、どこでどのように育ち、循環していくのか」を源流から学び、自らの手で建設プロセス(身体知の獲得)に参加する予定です。
この経験は、やがて来る新スタジアム建設やSSPの施設建設において、地域の木材を活用し、ファン、サポーターのみなさまや地域住民と共創するための実証実験となります。


十六沼運動公園のロッカールームの詳細はこちら

新スタジアムコンセプト 地域参加型「みんなでつくるスタジアム」-日本初の完全木造&世界初の循環型木造スタジアム-の詳細はこちら



寺田 周平 監督

【訪問について】
林業の現場に行くことが初めての経験でした。さまざまなデータの話を聞き、現実を知り、興味を持つようになりましたし、新しい知識、経験を得られたと思います。

【木造スタジアムについて】
これからクラブが進めていくプロジェクトに対しての理解は当然選手も必要だと思うので、実際に現場に赴くことで、学びを深めてもらえたらいいなと思います。木造のスタジアムを建てる。 その木材ってどこから来ているのかという原点を知ることは大切だと思います。知ってると知らないでは、今後クラブが進めていく施設への、愛着も湧いてくると思います。

木造のスタジアムをあまり目にすることもないと思います。僕自身も新しいことへのチャレンジは好きなタイプなので、とても共感でき、過程を間近で感じられるのはすごく楽しみです。


三浦 知良 選手

【訪問について】
環境に優しい、木造のスタジアムを作ると聞いていたので、今回の訪問でいろいろ教えてもらい、実際に木を伐採するところから工場まで全部見て、現実的に思えました。単純に興味が湧き、良い時間でした。 一番印象に残ったことは、伐採した樹齢がちょうど60年で、自分と一緒の年で、それを触らせてもらい、まだその水分を含んでまだ生きてるんだなと感じました。
実際に育林作業を経験してみて、大変な作業なんだなと思いましたし、特に夏に作業することが多いと聞き、ここで木を伐採したり育てていくこと、それを還元していくことっていうのは、本当にみんなの力でなっているのだと改めて感じました。

現在使用しているロッカールームも木材で使われていますが、何気なく、練習の度に着替えたり、ちょっとしたトレーニングをしています。使われている木材が何年も生き抜いていることがわかり、これから先使っていく中で、ありがたみや、関わった方々が汗を流して作ってくれたものだと実感できるので、選手にとっても良かったかと思います。

【木造スタジアムについて】
日本だけでなく世界が注目してるということで、すごく大きな話題にもなりますし、特に福島県に関係している人たちにとって素晴らしい場所になっていくということを今日改めて思いました。


◼️座学の様子




◼️伐倒実演、育林作業の様子




















◼️木材が製材される工程の見学の様子