このたび、当クラブが建設を目指す新スタジアムのコンセプトが決定しましたので、お知らせいたします。
同スタジアムは、クラブのエンブレムに刻まれた「不死鳥」の精神を体現し、希望と再生の象徴として建設予定です。また、震災と原発事故により大きな被害を受けた福島だからこそ、世界に誇れるリジェネラティブ(再生型)なスタジアムの在り方を追求し、福島から未来への力強いメッセージを世界へ発信してまいります。
【コンセプト】
地域参加型「みんなでつくるスタジアム」~日本初の完全木造&世界初の循環型木造スタジアム構想~

1.福島の木を使用し、市民も建設の工程に参加
日本発のサステナブル建築を模索するにあたり、日本の伝統である「式年遷宮」から着想を得て、木造を採用し、福島県産の製材を積層することで全体を形成します。各部品は分解、再利用できる設計とし、地域資源の循環を推進します。
また、建築の部材を作る過程でクラブ関係者や地域の方々が「お祭り」のように制作に参加できる仕組みを導入。さらに植林や木工教育を通じて、次世代へ技術を継承し、資源、文化、技術の持続的な循環に挑戦してまいります。
2.盆地型気候を活かしたエネルギー循環
福島の盆地型気候を活かし、自然エネルギーを最大限に利用したパッシブデザインを導入します。屋根の形状により夏は日射を遮り、冬は冷風を防ぐ設計とします。外壁の形状変化によって夏は卓越風を取り込み、冬は風を遮断します。さらに、集水した雨水を濾過することで再利用し、冬季に蓄えた雪を夏季の冷房に活用します。
自然エネルギー循環の取り組みによって消費エネルギーを削減すると共に、敷地内で生産した再生可能エネルギーを蓄電システムに蓄えることで、エネルギーの自給自足の実現を目指してまいります。最終的には、持続可能性と再生デザインを評価する世界最高水準の環境指標「Living Building Challenge」の取得に挑戦いたします。


