【4月16日(水) 柏戦】試合後コメント
本日行われました2025JリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド2回戦 柏レイソル戦の試合後コメントを掲載いたします。
【試合結果】
2025JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦
2025年4月16日(水) 19:00キックオフ @とうほう・みんなのスタジアム
福島ユナイテッドFC 2-3 (前半2-2/後半0-1) 柏レイソル
【得点者】
45分 矢島 輝一 選手
45+2分 矢島 輝一 選手
メンバーなどの詳細は こちら
【試合後のコメント】
■寺田 周平 監督
ルヴァンカップはカテゴリーが上のチームと対戦できる貴重な機会であり、今日のような試合を通して得られる経験は、選手たちにとってもチームにとっても非常に大きな財産になります。その機会がここで終わってしまったという点に、非常に残念な気持ちがあります。
試合内容については、相手はJ1の上位チームということで、選手たちも普段とは違うプレッシャーを感じていたのか、普段は起こらないようなミスが目立ちました。自分たちのリズムを掴めそうな時間帯もあったのですが、そうしたミスがリズムの継続を阻んでしまい、もったいない展開になってしまったと感じています。
また、ボールを握られる時間が長く、J3ではあまり経験しないような試合展開となりました。その影響で守備に費やす時間も長くなり、体力の消耗も大きかったです。前半の段階で守備の強度がやや足りず、押し込まれる展開が続いたことで、結果的に後半の失点にもつながったと思います。これだけハードワークしてくれた選手たちのパフォーマンスを、勝利という結果につなげられなかったことは、指揮官として非常に申し訳なく思っています。本来であれば、選手たちが日々のトレーニングで培ってきた力をもっと発揮できるような展開に持ち込まなければいけなかった。試合の運び方、采配含め、私自身に課題が多く残る一戦となりました。
あらためて、悔しさと後悔の残るゲームにはなりましたが、この経験をチームとしての成長につなげていけるよう、また明日から選手たちと前向きに取り組んでいきたいと思います。
改めて、悔しさと後悔の残る試合ではありますが、この経験を無駄にすることなく、次に活かしていきたいと思います。
■矢島 輝一 選手
先に2失点してしまいましたが、1回戦でも同じような展開から逆転した経験があったため、ピッチ内では「慌てずに1点ずつ返していこう」と声を掛け合っていました。実際に、前半のうちに2点を奪い返し、良い流れでハーフタイムを迎えることができたと思います。
普段であれば自分たちがボールを保持し、終盤にかけて押し込む展開が多いのですが、この試合では立ち上がりから柏レイソルのビルドアップに対応しきれず、ボールを保持される時間が長くなりました。最終的には押し込まれる時間帯も増え、苦しい展開だったと感じています。今日は、これまでスタメンで出場していた選手だけでなく、日々のトレーニングでスタメンを目指して努力を続けている選手たちが多く出場した試合でした。だからこそ、こうしたチャンスの中で結果を出すことが、チームの底上げや競争力の向上につながると思っています。その点で勝ち切ることができなかったのは非常に悔しいです。
個人としては、2得点決めたこと、プレスの場面でも良いプレーがいくつか出せたことは評価できますが、ゴール前での起点になる動きや、仲間を活かすプレーといった自分の特長をさらに出していく必要があると感じています。今後はより多くのチャンスを生み出せるよう、改善を続けていきたいと思います。 柏レイソルのプレーから、ボールを大切にしながらも外側から鋭く中に入っていくようなビルドアップを体感しました。自分たちのスタイルを大切にしつつ、そのような新たなアプローチも取り入れていければ、より魅力的なサッカーを展開できると感じています。 今日も多くのサポーターのみなさまがスタジアムに駆けつけてくださり、特に得点後や苦しい時間帯に送っていただいた声援は大きな力になりました。前半は押し込まれる場面も多く非常に厳しい展開でしたが、サポーターの声が選手たちの背中を押し、同点まで持ち込む原動力になったと思います。 カテゴリーの違いは確かにありますが、決して埋められない差ではないと感じています。1人ひとりがあと少しだけがんばることで、十分に戦えると信じています。今日は「J1だから良い試合をしよう」という気持ちではなく、「本気で勝ちに行く」という強い思いで臨んだだけに、勝ち切れなかったことはとても悔しいです。 この悔しさを次に活かし、続くホーム2連戦では必ず結果を出せるよう、チーム一丸となってしっかり準備して臨みたいと思います。引き続き、熱い応援をよろしくお願いいたします。