【4月12日(土) 北九州戦】試合後コメント
本日行われました2025明治安田J3リーグ第9節ホーム ギラヴァンツ北九州戦の試合後コメントを掲載いたします。
【試合結果】
2025明治安田J3リーグ第7節
2025年4月12日(土) 14:00キックオフ @とうほう・みんなのスタジアム
福島ユナイテッドFC 1-0 (前半0-0/後半1-0) ギラヴァンツ北九州
【得点者】
70分 城定 幹大 選手
メンバーなどの詳細は こちら
【試合後のコメント】
■寺田 周平 監督
本日は多くのサポーターのみなさまにお越しいただき、試合後にみなさまの楽しそうで幸せそうな笑顔を見ることができて、この1週間、チーム全員で準備してきたことが報われたような、本当に嬉しい気持ちになりました。
今日の試合はどうしても勝ちたかった一戦でした。順位を上げていくためにも、そして調子の良いチームに対してしっかり勝ち切ることは、上位進出を目指す上で必要不可欠です。選手たちは日々のトレーニングから高い意識を持ち、29人全員が「チームのために」という想いで行動してくれています。その積み重ねが、今日の結果につながったと感じています。
試合内容としては、相手がブロックを固める中で、自分たちのリズムを出しきれない時間帯もありましたが、前半から落ち着いてボールを動かせていましたし、決して悪い内容ではありませんでした。やや前進できないことでネガティブになってしまう場面もありましたが、そうした難しい展開の中でも、試合を通して失点せずにしっかりと耐え、徐々にゴールへと近づき、最終的には素晴らしいゴールで勝ち切ることができました。こうした粘り強さを発揮できたことは、チームとしての課題克服であり、成長を実感できる大きな一戦になったと思っています。
このような勝ち方、戦い方は、リーグを戦い抜いていくうえで非常に重要です。そうしたゲームを勝ち切れたということは、チームにとって非常に大きな意味があると感じています。
連戦が続いていきますが、また明日からも選手たちとともに、良い時間を共有しながらトレーニングに励んでいきたいと思います。
■野末 学 選手ビルドアップにおいては、普段のリズムとは異なる場面もありましたが、自分たちのスタイルである“つなぐサッカー”にチャレンジできたことは、次につながる前向きな内容だったと感じています。
守備では、無失点で終えることをひとつの目標にしてきたので、それを実現できたことは大きな収穫です。日々のトレーニングから意識して取り組んできた成果が、試合にしっかりと表れたと思います。
前半を踏まえて、後半は自らボールを運ぶ場面を増やすことを意識しました。良い形になった部分もありましたが、改善が必要な点もあるので、しっかり反省し、次につなげていきたいです。
個人としては、攻撃面でのチャレンジが結果的にピンチを招いてしまった場面もありました。今後はより正確な判断とプレーを心がけ、守備の安定と無失点へのこだわりを持ち続けたいです。攻撃的なチームだからこそ、後ろがしっかりと守ることで、前線の選手がより自由に、気持ちよくプレーすることができます。守備の土台を築くことが、今後のチームの成長にとって非常に重要だと感じています。
現在、上位にいるチームは、切り替えや走力といった基本的な部分を強みとしている印象です。自分たちも土台を大切にしながら、チーム全体でさらに力を高めていきたいと思います。