【松田岳夫監督】

――鳥取戦を振り返って
ラストの時間帯という勝負どころの時間で相手に取られたのはシーズン通してあったので、ホーム最後のゲームで出てしまったのは残念です。やるべきことはやれていてゲーム自体は悪くなかったのですが、でも勝負に負けたという今季を象徴する試合でした。シーズン通して惜しい試合が多かったので、そこをものにできていたら、もっと違うシーズンになったと思います。決定力や守備の寄せなどあと一歩でした。

――福島で指揮を執る最後の試合への意気込みは?
基本的には変わらず勝利を目指していきますが、体に染みこんだものをストレートに出して欲しいですし、まだ出し切れていないので、最後のゲームに出して欲しいです。意識することも大事ですが本当に大事なことは体が覚えているので、戦うことを前面に出して勝利をものにしたいです。

【DF/19 河西真】

――鳥取戦を振り返って
ホーム最終戦勝てずに終わったのは悔しい気持ちでいっぱいです。一番は守り切れなかったことで、それは自分の責任なので情けなかったです。

――この1年成長したところと課題は?
一番はメンタル面のところで、自分のプレーを割り切ってできているのは間違いありませんので、そこは継続したいです。課題としてはまだまだ守備のコミュニケーションは突き詰められることがあるので、もっと自分中心でやれたと思います。試合前の準備や気持ちの部分で少し余裕が出てきたことや、試合に対する姿勢を整理できた中で試合に入れたことは良かったです。

――今季副キャプテンを務めたことについて
副キャプテンとして、特に何かやったということはないですが、プレーで引っ張るのは意識してやっていたので、そういった部分が試合にも出ている時はあったと思います。

――讃岐戦への意気込みは?
最終戦アウェイですが、何が何でもファン・サポーターのみなさんに勝利を届けられるように頑張りたいと思います。

【DF/21 吉田朋恭】

――鳥取戦を振り返って
ホーム最終戦ということで気合いが入って挑んだつもりだったのですが、チャンスはつくれているけど決められないと失点して負けてしまいます。最初の頃の甘さのようなものが出てしまった印象です。あの試合はこれといったチャンスメイクもできず、シュートも打てなかったので、後半戦で一番パフォーマンスが良くなかったと思います。

――この1年成長したところと課題は?
前半戦はチームも勝てず、なかなか自信を持てませんでしたが、途中からキャプテンのタムくん(田村亮介)にも声をかけてもらって、後半戦になって自信を持ってプレーできるようになりました。アシストとゴールを合わせてふた桁という目標が達成できなかったので、これから質を高めていき、来季は達成したいです。サイドでもっと脅威を与える回数を増やせたら良いと思います。

――今節出場すれば全試合出場となるが
そんなに意識していないまま来たのですが、試合に出ていることに関しては監督に感謝し、出ている中でプラスアルファをチームに残せれば良いと思います。

――讃岐戦への意気込みは?
最後の局面で体を張ったり、サイドの選手なのでクロスや上下動は当たり前ですし、いたるところで顔を出してボールに関わり続ける中、アシストやゴールでチームに貢献するのが求められていることです。自分がボールを持ったら相手に向かって行くプレーを増やしたいです。(開幕戦でゴールを決めたので)最終戦もゴールを決めたいです。

【MF/7 田村亮介】

――鳥取戦を振り返って
(終盤のシュートは)決めないといけませんでした。前に急ぎ過ぎというか、前に出してもボールがおさまりませんでした。間の所で受ける選手、スペースを見る選手を増やさないといけません。絶対スペースはあるので、そこが見えていないのが問題です。もっと周りを見なければいけないと思います。失点はボールの取られ方が悪くて、クロスで今までもやられているので、改善できていない証拠です。

――この1年成長したところと課題は?
キャプテンとしてクラブ、チームや選手のことを考え、いろいろ考えることが増えたのは人として成長できたと思います。サッカーの部分でも昨年からやってきていることを今年生かしつつ、自分の良さを生かせるようになってきたと思います。昨年はサイドに張ってアシストが多かったですが、ポジションもゴールに近くなって、ゴールへの執着心が増えてシュートへの意識が上がりました。

――讃岐戦への意気込みは?
最後の試合勝って終わることは自分としてもクラブとしても重要です。毎試合ゴール、アシストは狙っていますが、自分は気負いすぎると良くないのは知っているので、冷静に落ち着きつつやっていきます。