【12/9 藤枝戦】監督・選手 試合前コメント
【松田岳夫監督】
――鹿児島戦を振り返って
ゴールに近づく回数が増えて、相手よりもシュート数が多かったですし、チャンスも多かったので、1試合通すと前回対戦より進歩したと思います。
――藤枝の印象と戦いのポイントは?
縦に速いカウンターやクロス、前に得点力のある選手がいるので、ゴールに迫ってくる勢いのあるチームだと思います。やることは連戦でも変わりたくはないですし、体力的なことを意識すると自分たちの良さが出ないので、コンディションも含めて考えていきたいと思います。
――残り3試合に向けて
今季積み上げてきたことを出さなければいけない試合だと思いますし、チームのやれることが増えた中で、短い期間でも高めていける取り組みをしていきたいと思います。
【MF/17 諸岡裕人】
――鹿児島戦を振り返って
自分も前半戦の鹿児島戦はスタートから出て、強かったなと思いました。そういったイメージの中、後半戦自分たちが調子が良い中どれだけやれるか楽しみな試合でした。もちろん前半戦よりやれることが多かったのは事実ですが、相手の力強さやカウンターの鋭さは変わらず良いチームでした。際の部分で相手の方が一つ上でした。あのゲーム展開をものにできず、課題がいくつもあると感じました。
――鹿児島戦で感じた課題は?
ゲームの入りの部分だったり、前半後半の立ち上がりで相手に完全に主導権を握られて失点しています。ああいう形で失点していたら勝てるゲームも勝てません。失点が少なくなってやっとチームが安定してきたので、監督にも言われましたが、その失点をしたら勝てる可能性が少なくなると思いました。
――残り3試合、どんなところを見せたいか?
守備はもっと自分がリーダーシップを取ってやっていかないといけませんし、攻撃のところも一つ一つのプレーのクオリティを上げていければチャンスが増えると思います。今は前の3人が調子良くて、3人で点を取ってくれていますが、プラスアルファで自分が関わっていけたらチャンスも増えると思います。
――藤枝戦への意気込みは?
もう連戦は慣れています。相手より運動量を出さなければいけないので、連戦でもそこは負けてはいけません。個人的には昨年の開幕戦、アウェイの藤枝でデビュー戦だったのですが、そこで何もできなかったので、今年は成長した部分を同じ場所で見せられたら良いと思います。
【MF/29 吉永大志】
――鹿児島戦を振り返って
前回の対戦はベンチから見る形だったのですが、その時と比べて積極的に前から行く自分たちのサッカーは出せたと思います。ただ、自分たちのミスから失点して流れを相手に持って行かれる苦しい展開になりました。
――残り3試合、どんなところを見せたいか?
守備では危険なところに全力で走って戻ったり、攻撃では点につながるパスや、ゴール前に絡むシーンをもっと多くしなければいけないと思います。
――1点取るために必要なことは
質も大事ですが、これだけ試合に出ていても点が入りません。もっとゴール前に行く回数を増やす努力をしないと1点にはつながらないと思います。
――藤枝戦への意気込みは?
お互い連戦の中で疲れていると思いますが、どれだけ自分たちが走り勝てるかが勝負の鍵になると思います。そこで優れば自然に結果がついてくると思います。
【MF/7 田村亮介】
――1ゴールの鹿児島戦を振り返って
見ている人はアグレッシブで両方に得点が入って面白かったかもしれませんが、自分たちとしては失点のところは詰めないといけませんし、もっとゴールを取れるところもありました。シーズン終盤へ来て良い流れではありましたし、あの試合も良い流れの時間帯はあったのですが、ちょっとの隙ができたのはまだまだ甘いと思います。
――ゴールを振り返って
エメル(トカチ)は前に推進力があって、前も見てくれています。裏にスペースがあったので走り込んだら出してくれるかな、と思ったら良いボールが来たので、そのまま落ち着いて決めるだけでした。
――前回対戦より成長した部分は?
自分たちがボールを持つ時間もありましたし、相手の陣地でアグレッシブに行ける時間もありました。うちの攻撃力も上がっているのはあると思いますし、戦えてきているのではないかと思います。
――3戦連続ゴール中だが、ゴールを取れている要因は?
ゴールへの意識が高いですし、相手に隙ができたところを逃さず行くのは狙っているので、しっかり狙えていると思います。GKをパッと見るとゴールの隙間が空いていると見えて、冷静に行けばシュートが入ると感覚が分かってきているので、ちょっと鋭さが出てきていると思います。
――藤枝戦への意気込みは?
連戦はシーズンの中でずっとやってきているので、もうみんな分かっていると思います。3連勝を逃してあと3試合ということは、次3連勝する最後のチャンスはここしかないので、1発目勝てるようにしたいです。疲れているとは思いますが、そんなことは関係ありません。相手がアグレッシブに来ようが、こちらもアグレッシブに戦って勝ちに行きます。