【7/19 藤枝戦】監督・選手 試合前コメント

【松田岳夫監督】



――長野戦を振り返って
下を向いてばかりもいられません。敗れましたが、終盤疲労もある中自分たちの底に眠っているものを出せました。ただギリギリの状態にならないと出せないのはもったいないので、意図的にそれを出せるとこのチームもまた変わります。どのチームも立ち上がりは元気良くペースの握り合いになるので、そこで気持ちの面で相手を上回れないと自分たちをうまく出せません。今以上のものを出せるようにしたいです。

――中3日連戦だがコンディション調整で意識していることは?
連戦をフルタイムやっているのはかなり疲労度が増しています。行けるところまでは行きたいですが、代わりの選手も含め、全員で戦っていきたいです。

――藤枝の印象と戦いのポイントは?
今年はまた違うチームなのでしょうが、昨年は引き込まれて苦労しました。多少積極的に来ると思いますが、連戦の中で彼らの武器、3バックを基準に5バックにもなり、攻撃的にも守備的にもなるので、どう出てきたとしても対応できるよう準備したいと思います。前から来てくれて裏を取れた方がゴールは目指しやすいですし、5枚で守ってきたら前から来させて裏を取る仕掛けもしたいと思います。

【MF/25 前田椋介】



――初アシストを記録した長野戦を振り返って
前半相手が前から来ていてビルドアップもリズムを作れず、守備も引いてしまいうまくプレッシャーをかけられませんでしたが、後半相手の3枚にプレッシャーをかけて守備でリズムをつくれました。(アシストになった)クロスは(吉永)大志君が走ってスペースが空いて、カカ(イスマイラ)もいたので上げました。勝てたら良かったですが、嬉しさ半減です。

――攻撃で自分の持ち味を出せているか?
出せているとは思いますが、点に絡んだのは前節だけで、クロスだったので高い位置で崩せてはいません。もっと高い位置でマイナスにえぐるようなパスも狙っていきたいです。

――藤枝戦への意気込みは?
自分たちのサッカーをして勝つだけです。点に絡みたいですし、得点も決めたいです。あれだけ上がって良いと言われているので、点を決めたい意欲はあります。守備はサイドハーフと連係して、もっとしゃべっていきたいです。

【MF/17 諸岡裕人】



――長野戦を振り返って

前半ベンチから見ていて、守備があまりうまくいっていないと思いました。自分が入ったら守備でマイボールの時間を多くし、自分のところでスイッチを入れようと思いました。自分が入った時は相手も体力が落ちていたので、マイボールになったら動かせましたし、スペースを空ける動きはできました。良い形で追いつけたのですが、点を取れる時間にもう1点逆転ゴールを奪う力をつけたいです。

――出場機会を増やすために高めていきたいことは?
チームとしてボールを握りたいという中で、ミスを減らして、自分のプレーのアベレージを上げないと試合に関われません。しかしミスを恐れずに、自分の良さも出していきたいです。

――昨年の大ケガから復帰して
サッカーが今できていることが幸せです。こういう状況(コロナ禍)ですし、昨年ケガで出られなかったのもあります。長野のスタジアムも初めて行って雰囲気が素晴らしいと感じました。一日一日幸せを噛みしめてサッカーをやれているので、大事にしたいです。

――藤枝戦への意気込みは?
3試合勝てていませんし、昨年の開幕戦で(藤枝に)負けています。自分も緊張していて何もできない試合でした。チャンスがあればしっかりリベンジしたいです。


【FW/20 トカチ】


――初ゴールの長野戦を振り返って。
J初ゴールは嬉しくて、チームを助けられましたが、結果的に1-2で負けて残念です。次にチャンスがあれば2、3点取ってチームを勝たせたいです。スタメンで出られず悔しいのはありましたが、それは監督の選択ですので、自分は出た時間で結果を出すことが大事です。いつかはスタメンに入れれば良いと思います。

――途中出場でどういう気持ちでピッチに入っているか?
それぞれの試合で状況は違いましたが、自分が入った時は、ゴールをターゲットにしようと思って試合に入っていました。

――藤枝戦への意気込みは?
まず勝ちたいです。順位表を見て、福島はもっと上に行けると思っていますので、しっかり勝ってゴールやアシストといった形でチームを助けていきたいです。