【7/11 岩手戦】監督・選手 試合前コメント

2020/7/10

【松田岳夫監督】



――秋田戦を振り返って。
縦に速いシンプルな攻撃を受けて自分たちもそのリズムに巻き込まれてしまい、本来やるべきことができなかったのは反省しています。セットプレーはどんなチーム相手でも必要な要素なので、実際やられていますし、もう1回対策を練りたいと思います。シュートを打つことは悪くないですが、枠に行くこと、決めきることが大事です。意識すればもっとシュートを打てますし、ゴールへの道を増やしたいです。

――今週のトレーニングで意識させたことは?
前を向くプレー、ボールを動かすと言うとパス、パスになりがちですが、ターンすることも大事ですし、ゴールに向かってボールを持つ時間を長くするほど前方向へパスを出せます。あとはボールを追い越すパスコースを増やすのが大事です。

――有観客試合となることをどう思うか?
皆さんの声援は力になりますし、公式戦で欠かせない要素です。たくさん来ていただいて背中を押してもらい、その中で全力でプレーする喜びを感じたいです。リモートマッチは独特の雰囲気で好ましい環境ではないので、早く日常に戻れればと思います。

――岩手の印象と戦いのポイントは?
秋田ほどでないにせよ長いボールが多く、ゴールにシンプルに向かってくるので、前節の反省が次のゲームにも生きます。相手のペースに巻き込まれないようどんな相手にも自分たちの良さを出していきたいです。攻撃の時間を長くしたいですし、相手は我々を自分たちのゴールに向かわせようとするので、前向きでボールを持つ時間を長くし、うまくボールを動かしてすぐ前向きの状態をつくりたいです。

【GK/1 ファンティーニ燦】



――秋田戦を振り返って。
前半もチャンスがあって決めきるところを決め切れませんでした。岩手戦はしっかり決め切れればと思います。失点は連係などGKのミスもどこかにあるので、DFとのコミュニケーションやシュートを打たれる前の対応、自分のポジションを修正して次節に向けて頑張っていきたいです。

――前節失点時悔しさをあらわにしていたが。
失点は好きではないですし、無失点で勝利するのが目標なので、プロとして悔しい気持ちがあります。

――この2戦の自身のパフォーマンスをどう思うか?
昨年チーム無しで1年間やって、やっと試合に出られたことは満足しています。しかし2試合目負けましたし、これから成長していくことは変わらず目標にして行きたいです。

――有観客となる岩手戦への意気込みは?
やっとお客さまも入りますし、ファンサポーターに自分たちのプレーを見せられるので、しっかり勝利で飾って良い姿を見せたいです。秋田戦でもあったロングボールへの反応でコーチングして、セカンドボールへの対応や、しっかり弾き出すことを意識したいと思います。

【FW/11 雪江悠人】



――秋田戦を振り返って。

相手が蹴ってきて、自分たちのつなぐサッカーとは違うのは分かっていて、ある程度予測して試合に入れて守備面ではそれほどやられることはありませんでした。前半も自分たちのペースでチャンスをつくれていましたが、そこで決めきれないとああいう風に失点して、自分たちのサッカーができなくなるので、改善していきたいです。

――センターバックでプレーするにあたり意識することは?
FWの時もスピードを生かしたプレーでしたが、守備でもスピードを生かすという部分で、インターセプトや裏の予測、背後のケアが自分の持ち味になりますので、自分の持ち味を出せるようにやっていきたいと思います。

――有観客となる岩手戦への意気込みは?
今まで無観客で難しい部分もありましたが、観客が少し入るので、自分たちの力になると思います。待ってくれていたサポーターに勝利を届けられるように精一杯頑張りたいと思います。

【DF/21 吉田朋恭】


――秋田戦を振り返って。
前半決めるところ、チャンスはあったと思うので、そこで決めきれなかったのが敗因です。ロングボールをはね返した時のセカンドボールの回収や、決めきるところの精度を上げないと勝てる試合を落としてしまいます。失点後、自分たちのペースにならない焦りで、ゴールへ速く行くことを意識しすぎて、自分たちもロングボールが多くなり、さらに相手のロングボールをはね返すのに精一杯になってしまいました。

――この2戦の自身のパフォーマンスをどう思うか?
全然満足していなくて、単純なミスや奪われてはいけないところでの判断がまだ未熟です。周りのサポートも受けながら1試合1試合成長して、基本的なレベルを上げていく必要があると思います。

――有観客となる岩手戦への意気込みは?
前節負けているので、まず必ず勝つことを目標にして、その中で自分たちのやりたいことを表現していきたいと思います。

【FW/8 池田昌生】



――秋田戦を振り返って。

試合前から秋田はボールを蹴ってくるのはわかっていました。それをどううまく対処するかというところで、自分たちがセカンドボールを拾ってボールをつないでゴールに向かっていくことができず、逆に秋田は自分たちのサッカーを貫いたことが試合結果につながりました。ボールを奪いに行く前に蹴られてしまうので、蹴られた後にセカンドボールを回収し、つなぐことができれば違う展開になったと思います。

――今週のトレーニングで意識していることは?
取った後に前に急ぐだけでなく、横にサポートのいる所にボールをつなぐところを徹底しています。岩手は秋田と似ていると聞いているので、セカンドボールを拾うところと、つなぐ部分は徹底してやっていきたいです。

――シュート数が多いことはプラスに捉えているか?
プラスだと思いますが、シュートを打つだけでなくて、もう一つアイデアを出すところや、決めきる力は昨年から継続してやっていかなければいけないので、ゴールもしっかり取っていきたいです。ゴール前に人数をもう一人二人増やして、ボールに対して関わりを増やすことが大事です。走る、戦うといった基本の部分も相手に負けてはいけないので大事にしていきたいです。

――有観客試合となることについて。
今までの2試合と違う雰囲気が出てくると思います。スタンドに人がいるのが大きな違いですし、一つ一つのプレーに対する反応があるのが違います。生で見に来てくれるお客さまに何か感じてもらえる試合をしたいです。