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【11/25 秋田戦】試合後記者会見 田坂和昭監督コメント

2018年11月25日 (日)

【試合後記者会見 田坂和昭監督コメント】
■総括
今シーズンで引退する選手にとってホーム福島で戦うのは最後ということで、なんとしても良い結果で終わりたかったのですが、悔しい結果になってしまいました。その中でもみんなが今までやってきた、良い準備であったり、試合に対しての気持ちだったりということは、最後ですし、なんとかみんなでやっていこうということで今日は送り出しました。
結果としてはミスをつかれてやられてしまって、逆に相手のミスを我々は付けなかったところが勝敗を分けてしまったなと思います。今日の試合もそうですが、今シーズンの試合を振り返ってみて、良い面というのは去年以上に増えてきていますが、なかなか勝ちきれなかった時とか、今日の試合のように守り切れないとか、そういうところはまだまだ我々の力不足ですし、これから向き合っていかなくてはいけないです。いつも言っているように、チームというのは生き物なので、これをやれば勝てるとか、これをやれば強くなるとかでは無く、常に良い準備を心がけ、良いパフォーマンスを出せるようなメンタリティを備えて、結果がどうなるかというのがスポーツであって、今シーズンの中で精神面でも伸びたところはありましたので、これは来年の土台にできるようにしたいなと思います。
終盤になってホームで勝ちきれていなかったですし、ホーム最終戦も皆さんと一緒に喜ぶことが出来ず、残念ですが、来年に向けてまたやっていきたいです。このような結果になったのも私の力不足なところもありますし、まだ選手たちをうまく操れていないなというところも日々反省していますので、来年に向けて良い準備をしたいなと思います。とはいっても、もう1試合ありますので、先程言った、引退選手がどれくらい絡めるのか分かりませんが、なんとか最後の花道を飾ってあげたいなと思います。

■質疑応答
――相手のサイドの選手のスピードがあって、非常に苦労しているように感じましたが、いかがでしょうか。

A:相手の特長というのが、サイドと、今日は中村選手がFWに出て来たので、あの3枚というのは非常に警戒していましたし、やはり簡単に背後を取られてしまうのが非常に怖かったかなと思います。ただ、そこでやられたなという感じはありませんが、結局我々のミスからその3人が活かされてしまったなと思います。監督が変わって繋ぐチームにはなっているのですが、ビルドアップで崩されたかと言えば、そうではありません。選手たちはよくケアしていたなと。逆に我々が攻撃に出た時にロストしてしまってとか、我々のミスから相手のスピードを活かしてしまいました。そういうところは相手の方がレベルが高かったなと思います。

――前半1-0で折り返して、イエローカードをもらった選手がいたりして、後半に向けて選手の入れ替えがあるのかなと思ったが、無かったことについて。

A:ミスからショートカウンターで失点をしましたが、前半まったく攻められなかったとか、全く出来なかったのかというと、そうではありません。ハーフタイムコメントでも言った通り、前半の立ち上がりこそ少しもたつきましたが、その後は我々らしいサッカーが出来ている場面もありました。同サイドで崩すシーンとかサイドチェンジしてクロスを上げて、ニウドのヘディングしたシーンもあったのですが、1点ビハインドの状況だったので、後半はそれをもう少し増やそうというところで、同じメンバーでトライしました。後半の1点目は正直誤算でしたが、そこからどうやって交代カードを切るかは少し悩みましたが、もう少し彼らの中で解決できるのではないかなと思っていたので、ハーフタイムでの交代はしませんでした。

――引退選手3人であったり、退団が発表された選手であったりがいる中で、前節よりミスが目立ったのは、どこか気持ちが空回りしてしまったという部分があったのでしょうか。

A:空回りと言えば良い言い方かもしれませんが、ちょっと厳しいかもしれませんがこれが実力です。相手のプレッシャーが早く、特に前の3人に関しては球際も強かったです。そういうところは、我々が目指すべきところであって、まだまだ足りないところだと思います。決して、我々が慌てたのではなく、我々の力が無かったと私は感じています。だからこそ前を向いて、足りないものは補えば良いので、しっかりトレーニングを積んでいかなくてはいけないでしょうし、そういうプレッシャーを掻い潜れるようなことをしなくては上には行けないので、良い勉強をさせてもらったと私は思います。

――今季で引退される石堂選手について、田坂監督は2年間共に戦ったわけですが、ユナイテッドにとって、どういう選手で、どういう役割を果たしてくれたと思いますか。

A:2年間の付き合いの中で、試合に出場する機会というのは正直少なかったかなと思います。ただ、今彼が証明しているように、トレーニングを積んで、メンタルを整えれば、ここ終盤に来て出続けるようになりましたが、普通に出来ていると。サッカーというのは歳をとっても成長するんだなと、改めて思わせてくれましたし、この2年間で本当にチームをよく引っ張ってくれました。特にベンチから、よくチームを励ます声であったり、みんなを勇気づける声というのは、本当に我々スタッフも感謝していますし、それが彼の人間性の良さだと思います。サッカー選手は順風満帆に終わりました、という選手は数少ないと思います。彼も本当に苦しいサッカー人生だったと思います。けどこれは今後絶対良い経験になりますし、こんな苦しみの中でもできるのはサッカーが好きだからです。彼の第2の人生もサッカーの道に行くと思いますが、何かアドバイスできることがあればと思いますし、また一緒にサッカーが出来ることがあるかもしれません。私はよく選手に言っていますが、会ったら一生の縁だと思っていますので、これからもサッカー選手であろうが、なかろうが、どんなところに行っても我々の縁は続きます。石堂に関しては彼の功績は称えられますし、きっと色んな人が支えてくれると思います。1人間として非常に感謝しています。

――最後のセレモニーのところで、代表からホームスタジアムの照明の話があったり、J2に上がっていくにはというお話が監督からもあったように、今日そういった言葉をホームのサポーターに向けて発した意図は。

A:本心です。本当に我々が活動させてもらっているのは皆さんのおかげですが、そういうクラブライセンスの問題とか、上に上がっていくためには、どうしても色々な方々からの支援が必要です。もちろん我々ユナイテッドがもっと経済的にお金を生みだす活動をして、選手を取るとか、育てるとかっていう作業をやらなくてはいけないのですが、それをなかなか自前で出来るというのはそうそう簡単じゃなくて、そういうところで色んな面をクリアするのも皆さんのご支援を賜らなくてはいけないので、本当に今苦しい状態になっています。だからこそ現場としては勝つことによってお金を生み出すかもしれませんが、それもそう簡単に出来ることでは無いので、様々な思いで四苦八苦をしていますが、本当に本心であって、上に行くためです。そしてJ3も年々レベルが上がっていて今年降格してきたチームでさえも苦労しています。来シーズンもJ2から落ちてくるチームはJ2で長い経験をしています。どんどんJ3リーグのレベルも上がってきています。だからこそ今のままで良いわけでは無く、我々も前を向いて進んでいかなければ完全に取り残されてしまいます。そういうところを肝に銘じて、これからクラブ運営、チーム強化を考えていかなくてはいけないなと思います。

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