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試合

【5/13 いわき戦】試合後記者会見 田坂監督コメント

2018年05月14日 (月)

【試合後記者会見 田坂和昭監督コメント】

■総括
この報道陣の数を見ても、この1戦の注目度が高かったことが分かります。今回の天皇杯にあたって、昨年負けていると。正直この1年間この想いをずっと心の中に秘めて我々はリーグ戦を戦ってきましたし、今年に入ってもシーズン幕開けから、この試合でしかリベンジは出来ないと。練習試合はよくいわきさんとやらせてもらっていましたが、公式戦でリベンジできるのは今日しかないと。そういう想いを選手たちにも伝えていました。去年悔しい想いをした選手というのは今日、そういう中で非常に良いパフォーマンスを出してくれたと思います。終わった後サポーターに「この悔しさを来年こそ晴らそう」と声かけていただいたんですが、1年間またこの想いを引きずっていかなくてはいけない。そういうところで、また1年間この想いを持って戦っていきます。後半は我々らしいサッカーが出来たんですが、やはりサッカーは一人でやる競技ではなくて、11人、ベンチを含めれば18人、チーム全体で力を合わせてやる作業であって、そういう意味では私の想いがなかなか繋がらなかったと。選手の中に温度差があって、天皇杯だからとか、俺はレギュラーだとか、そういう考えがまだあって。そういうところがまだまだなチームだなと感じました。そこを一つにしなくてはいけないのは私の責任ですし、いつも言っていますが、技術・体力を動かすのは心、メンタルの部分だと。そういうところで今日の試合は非常に激しくやった選手と、普通にやった選手の差が出てしまい、そこが勝敗を分けてしまったなと思っています。スタイルが違うチームだとは言え、特に後半は我々らしいサッカーが出来ましたし、前半は相手のフィジカル・スピードっていうところに少し圧倒されましたが、やはり去年以上にいわきさんのレベルが上がっているなと。我々もそういったフィジカルとかスピードっていうのを後半は上手くかわしたりボールを保持しながらチャンスは作っていたので、もっと精度を上げて1年後リベンジできるようにしなくてはいけないと思っています。

■質疑応答
――リベンジという言葉がありましたが、今日の試合を迎えるにあたって、どんな対策をしてきたのでしょうか。また、前半3分の失点というのは、試合のプランを崩すものになったと思いますが、いかがでしょうか。

A:やはり、去年はなかなかいわきさんの情報が少ない中で、メンバーもほぼ分からないという状況でしたが、今年については、沢山練習試合をさせてもらって選手の特徴とか、東北リーグやここまでの天皇杯の戦い、春先に行った2回の練習試合で今年の戦術などは理解していました。特に後半は相手のプレッシャーをかいくぐったりとか、相手に後半攻められたのはGKのセカンドボールを拾われて平岡選手にシュートを打たれたところ、コーナーキックからヘディングで打たれただけで、ほぼチャンスを作られていないと。2問目の質問にあるように、やはり最初のクロスで失点してしまうと、プランは崩れてしまいます。先ほど言ったように準備はどうだったかと。今年はクロスの対応については口酸っぱく言っています。なぜなら去年のリーグ戦でクロスからの失点が非常に多かったから。そういうところで言っていた矢先だったんですが、そういった部分も含めて総括するならば、我々はまだまだ足りないと。技術・戦術・メンタルを今以上に上げていかなくてはいけないなと思っています。

――リーグ戦とは違ったメンバーを起用し、後半からはそのメンバーを代えました。監督の中でもしかして、最初から後半の形、橋本拓門選手がサイドバックに入れてという考えがあったと思いますが、敢えて前半の形で臨まれたのでしょうか。

A:今日の試合はトーナメントの一発勝負です。90分で決まらなければ延長戦になって最後はPKで決着が付くと。そう考えると120分で考えなくてはいけません。我々はリーグ戦をやっている中で、怪我人も出ていると。相手は誰が出てくるか分からない。そういう中で色んなことを考えていました。1失点した後のプランとして拓門をサイドバックに入れるというプランはありましたし、前半をどう乗り切るかというところで、自分の中でシミュレーションはしていましたが、1失点目はあるなというところで、一番痛かったのは2失点目です。2失点目が尾を引いたなと感じていますし、もし前半0-1で折り返せていれば十分行けるチャンスはあったんですが。あまり言いたくはありませんが、原因は試合を観ていればはっきり分かっているので、映像で確かめるより、グランドでまだまだ我々が出来ることはあるので。2点とも崩されたわけでは無く我々のミスからやられているだけですので、もっとトレーニングしなくてはいけないです。

――「密集」というスタイルの中でサイドチェンジというのはスペースが狙われるという部分はケアしなくていけないと思いますが、今日の失点はそういうシーンだったと思います。その辺りのケアについて。

A:ケアはもちろんしていました。サイドチェンジをするのも分かっていましたし、相手のワイドがJ1J2J3のようなワイドに張るような形では無く、インナーに入ってくるのも分かっていました。けどこのサイドチェンジというのは正直防げました。防げたし、2失点目というのは個人のミスです。勝敗を分けたのもキーパーの差が出たと思っています。そういうところで全く歯が立たなかったとか、我々が彼らのやり方を理解していなかったとかでは無く、それは想定済みでした。サッカーというのはミスのスポーツなので、そのミスをどう防ぐか、1つミスがあっても2つ目3つ目のミスを防げば失点が減るわけであって、そういうところでまだまだ最初のミス、2つ目の失点というのはミスが連続してしまったなと。そこはまだトレーニングが足りないのだということです。

――後半は得点を取りにいかなくてはならないという中で、池田選手を投入するリーグ戦と同様の戦い方でしたが。

A:先ほども言ったように幾つかプランがある中で、前半どう戦って、後半ビハインドだったら昌生をいれるのもありましたし、勝っている状況であれば違うシミュレーションもありましたし、サッカーは常にどうなるか分かりませんので。そのために我々はあらゆる選択肢、シミュレーションを考えているわけであって、1点返しましたが、2点目3点目が奪えなかったというのは、我々チームの総合力であって、まだまだ足りないなと。正直言えば、いわきの方が力があったということです。

――去年戦って悔しい想いをした選手もいれば、今年新加入で今日の悔しさを味わった選手もいます。プロとしてこの屈辱を今後どのように選手たちに繋げていってもらいたいか?

A:もちろんこの悔しさは冒頭にも言ったように、1年間持ち続けていかなくてはいけないと。リーグ戦でいわきと対戦できませんし、天皇杯でしか返すことが出来ません。その想いをどれだけ自分たちの肥やしにしてやれるかということを聞きたいです。我々はそういう気持ちでこの1年間戦ってきましたし、それが選手に繋がっていないというのは私の力不足ですし、言葉不足だったなと思います。ただ、去年の悔しさを持った選手は今日の試合よく走っていましたし、リーグ戦以上に戦っていたなと思います。そういう温度差を無くさなくてはいけないということと、やはりまだ気持ちの浮き沈みがあるというのは選手として1人前じゃないなと。どんな環境・状況であれ出来るのがプロであって、もちろんチームの総合力で言えば向こうは立派なものがありますが、我々はそれを求めているわけでは無くて、我々ができる環境の中でいる選手でどうサッカーをしていくかというところはチームが一つにならなくてはいけません。これは現場だけの話ではなくてフロントを含めてもう一度真摯に考えなくてはいけません。チームとしての総力を考えて、これからステップアップする為にもやっていかなくてはいけません。

 

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