福島ユナイテッドFC 公式Webサイト

|news|クラブについて|試合日程・結果|試合観戦|トップチーム|クラブユナイテッド|アカデミー|スポンサー|

試合

【5/3 富山戦】試合後記者会見 田坂監督コメント

2018年05月03日 (木)

【試合後記者会見 田坂和昭監督コメント】

■総括
連戦の中で、サポーターの皆さんが喜んでくれる姿を見ることができたのが何よりで、そういうところで、もっともっとサポーターを増やしたいですし、なんとか勝利でアピールして、ユナイテッドを応援してくださる人を増やしていきたいと思っています。ホームで勝ち続けているということは選手たちに感謝したいし、厳しい試合でも勝ちきれるようになってきたというのは、本当に努力の賜物だと思っています。
試合内容に関しては、試合をやる前から難しい試合になることは分かっていました。富山さんは昨シーズン19人が退団し16人が新加入で、その16人の選手のレベルはかなり高いです。今順位こそ下位にいますが、個の能力で言えば非常に高いところにいます。個々のレベルを比べてしまうと、なかなか我々は分が悪いなと。そういう中でこの連戦と、どうやって富山のパワー・スピード・個のポテンシャルを潰していくかというところを踏まえてトレーニングしてきました。それを良く理解して慌てずに落ち着いてプレーできていたというのは、選手たちが良く頑張ってきた成果だと思います。決勝点はリスタートで決めましたが、そこに至るまで厳しい時間をしのいで、シュート数も相手に倍打たれましたが、粘り強く戦うことができたと思います。これからもこういった難しい試合は増えると思いますので、今日の試合をプラス材料にして、来週天皇杯を挟みますが次の準備をしたいと思います。

■質疑応答
――最初の交代について。岡田選手から池田選手に代えて橋本拓門選手を右サイドバックに持っていき、そこから起点になってチャンスがうまれていたと思います。橋本選手のプレーについての評価はいかがでしょうか。

A:今シーズンに至っては、拓門はトップ下でのプレーを私は好んでいます。なぜかと言うと走行距離の部分で、クラブ独自でデータを取っていますが、13㎞必ず走っています。そういうこともあり、ずっとトップ下で使っていましたが、昨年はサイドバックでインナーに入るということをやらしていたので、何かあった時は拓門をサイドバックにするというのがオプションの一つとしてありました。今回は岡田にトラブルがあったので、そういうところで今回はこのようになりました。これがプラス材料になって、拓門が右で昌生と2人でゲームを作ることができたので、非常に良かったですし、苦しい時間でも時間を作るということが特に右サイドは出来ていたかなと思います。
リスタート、ゴール前の部分に関しては、毎回試合の前日に練習をしています。今年はリスタートのキッカーのスペシャリストはいなかったんですが、去年から拓門がコーナーキックは蹴っていて、長いボールのFKも蹴らしていました。ただ、今年は彼自身の努力の成果もあり、パワーも付きましたし直接FKの練習はずっとやっていました。そういうところでは、良く決めたなという一言で、私も驚いています。

――我慢しながら点を取るというのが出来てきたなと思いますが、その辺りはいかがでしょうか。

A:正直、圧倒的にゲームを支配する力は我々にはまだありません。そういう中でも我々のサッカーはしっかりスタイルを持っていますので、それを根気強く続けると。密集を続けながら、どのように得点を奪うか。ここ2試合は失点0で抑えているのも密集の成果ですし、ゴール前の対応も良くなってきましたので、引き続きリーグ戦が続きますが、今日のような難しい試合はこれからもあると思います。昇格権利を持っているチームは是が非でも勝ち点を取ろうと思って、今日のように引いてブロックを作って全くプレッシャーに来ないこともあります。それもサッカーの一つのやり方ではありますが、我々は我々のスタイルでしっかりとゴールを奪いに行くことは続けていきたいと思います。今日の試合では相手に潰されたり、スペースを消される場面が多かったので、次に向けての改善点だなと今日の試合で勉強になりました。試合はやってみなくては分かりませんし、結果は終わってみないと分かりません。ただ努力・トレーニングは嘘をつかないということは言えますので、今は良い結果が出ていますので、続けていきたいなと思います。

――後ろで繋ぐ場面など、相手の苔口選手が狙ってきて少しヒヤッとする場面がありましたが。

A:ヒヤッとするのも面白いじゃないですか(笑)観ている皆さんはドキドキすると思いますが、我々はこのスタイルをやっています。なぜこのスタイルをやっているかというと、密集の中でボールを動かしながら間に抜けるというのが我々選手のポテンシャルを考えれば、それが適していると思っているのでやっています。もちろん、今日は引っかけられてカウンターとかミドルシュートとか、J1でもそういうチームはあると思いますが、客観的に観ていて面白いじゃないですか。我々はそういうところを求めたいし、ファンを増やすためにもアピールしていきたい部分なので、もちろん運よく失点0とか負け試合になっていませんが、その辺りのリスク管理も選手に話ながらやっていますので、ハーフタイムにも言ったんですが、ミスはあるけどその為のリスクマネジメントとかトライは続けていくようにという話をしました。ヒヤヒヤする場面はありますが、それを楽しみながらやっています。

――来週は天皇杯県決勝となりますが、そこに向けてはいかがでしょうか。

A:恐らく相手チームになるであろうチームが2試合連続でスカウティングに来ています。昨シーズンの天皇杯後とか今シーズンも練習試合をさせてもらっていますが、今年のチームはかなり手ごわい相手だと思います。去年よりもレベルアップしていますし、サッカー自体も非常に組織化されています。大げさな言い方かもしれませんが、J3に入ればダントツで上位に行くと思いますし、下手すりゃJ2ぐらいのレベルがあるという印象を春の練習試合の時点で受けました。我々はシードで一発勝負です。サッカーは力を合わせればなんとか勝てる面白いスポーツですので、個の部分で比べると分が悪いですが、しっかりと対策を考えて、天皇杯ですがホームのとうスタで戦いますので、なんとか良い結果になるように準備したいと思います。

――ユナイテッドとしては個では無くチームで勝ちにいくと?

A:そうですね。じゃあ今から筋トレして彼らよりもパワーアップできるかというと、そうではありませんので。1年間かけたとしても、あそこに追いつくことは出来ません。けど、だからこそ我々のスタイル「密集」が効くわけであって、間で受けるとかボールを動かすとかそこで切り替えを早くするとか、我々のスタイルで勝負するしかないので、マッチアップされたら勝てないと思います。勝つための手段はしっかり考えなくてはいけないと思いますし、選手にも準備はさせていますし、気持ちの面でも良い状態で決勝を迎えられるようにしたいと思います。

――前節から中3日のタイトなスケジュールだったと思いますが、選手たちは足が動いていましたし、試合ごとにヒーローが変わっていく状況にどのような手ごたえを感じているでしょうか。

A:一言で言うなら嬉しいですし、先ほども言ったようにひとり一人が努力を積んでいるので、その努力が嘘をついていないなと。去年J3は連戦がありませんでした。GWも1試合で。今年に関してもうちは2連戦しかありません。その中で今回中3日でどう調整するかという部分はシーズン前から準備していましたし、選手もその辺り含めて準備してくれていました。具体的なことを言えば、コンディションの面で前節からの疲労回復に努めてどれだけ今日の試合に出せるかという部分もそうですし、あとは気持ちの面。前回良い試合をして勝ったことは開幕戦もそうですが、秋田・琉球に2連勝した後の試合は不甲斐ない試合をしてしまいました。それを踏まえて今回の試合は非常にメンタルが大事というところで選手にもこの3日間は相手の力はあるけど、我々の心が一番敵だと。己に勝たなければ試合には勝てないよと。今日も最後まで、今言われたように足は止めませんでしたし、諦めるプレーはほとんどありませんでした。チームとしてやるべきことはしっかりやっていましたので、何度も言いますけどそれは選手たちの力です。それは先発とかサブとか関係なく、チーム全体で出ているメンバーをサポートしていますし、かなり貢献度が高い選手もサブのメンバーの中にいます。それがチームの一体感を生んでいて。チーム全員の力だと思っています。

Top