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【3/11 群馬戦】試合後記者会見 田坂監督コメント

2018年03月11日 (日)

【試合後記者会見 田坂和昭監督コメント】

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■総括
2018シーズン、今年はホームでの開幕戦となりました。我々のサッカーがどのくらい通用するのかというところで、対群馬さんでしたが、個々のレベルを考えれば、我々が少し劣るかなと思っていましたが、そういう中で選手はよく我々のサッカーをやってくれたと思います。走力であったり、ボールを動かす密集型であったり、ポジショニングというのは、このプレシーズン中にキャンプを2回やらせてもらって、約2ヵ月で作ってきました。コンスタントにトレーニングをつみながら、今日の試合に爆発させてくれたなと思います。ハーフタイムコメントでも言ったように、最高のゲームをしていると。アンラッキーな形で失点したけれど、我々が今持っている全てを出しているなと。なんとか後半逆転しようと送り出した中で、現実に逆転してくれました。私のこれまで指導してきた中であるかないかの本当に満足のいくゲームでした。ただ、ここで満足せず次の試合に向けて良い準備をして、鳥取戦良い形で勝てるようにしたいと思います。

■質疑応答
――前半途中から樋口選手と田村選手の位置が入れ変わったことによって、だいぶ攻撃がスムーズになったと思いますが、いかがでしょうか。

A:開幕戦あるあるで、全く情報が無い中で、相手がどういうメンバーでどういう戦い方をするか分からなかった事と、市村選手のビルドアップが怖かったので、最初は(田村)翔太をトップにしました。なぜかと言うと彼のところのプレッシャーをかけたかったので。樋口の方がサイドで起点ができるなと思ったのでそこは入れ替えました。30分過ぎて、あまり相手の攻撃に脅威を感じられなかった、それこそ市川選手のビルドアップはそこまで効果的では無かったので、もう一度翔太をサイドに戻して樋口を真ん中にしました。

――3.11ということで、色んな意味でプレッシャーもあったかと思いますが、その中で勝てたということについて、いかがでしょうか。

A:これに関しては昨年もそうですし、今年も開幕戦が3.11に決まった時点から、現場だけでなくチームスタッフ・フロント・関係者、そしてスポンサーの皆様も色んな想いで我々をサポートしてくれました。そういうところで、我々が今できることは何かと言ったらサッカーで皆に感動を与えるとか、サッカーで恩返しするしかないと。そういうところでトレーニングに関しても、苦しい時も開幕戦は3.11だという話をして、ミーティングにおいても何度もそういった話をしてきました。だから選手たちは相当プレッシャーに感じていたと思います。けれど、プレッシャーというのは与えられた者しか受けられないので、逆にその中でどれだけのプレーが出来るかというところを選手に伝えていましたし、プレッシャーに潰されているようでは今年は上位には行けないと話をしていました。そういうところでは今日のゲームを見ていただければ分かるように、1点ビハインドの中でも我々らしいサッカーをしていましたし、選手たちがプレッシャーをはねのけて逆転してくれました。これは先ほども言ったようにスポンサーの方々、サポーターの方々、支えてくれるスタッフ、選手、みんなの力が今日の逆転に繋がったと思っています。

――攻撃について、2得点ともサイドからだったと思いますが、サイドからクロスを入れるのは相手に対してウィークを感じてトライされたのでしょうか。

A:サッカーで得点がサイドからのクロスという形、セットプレーの形が多いというデータが出ていますが、単純に、相手の3バックが強いので、どのようにして崩していくかというところで、少し角度をつけたクロスであったり、深い位置からのクロスであったりというのは映像で出していました。そういうところで幾つかチャンスは出来ていたのですが、なかなか決めきれない部分は次に向けての課題ですが、2点目に関しては、サイドからしっかりクロスを入れて、その後もう一度クロスを入れ返して、揺さぶることができたので、それは今我々がやろうとしているサッカーのひとつだったので、そういうところはチームとして狙い通りだったかなと思います。

――前半群馬側のプレスが強くて、10分くらいは受けにまわってしまっていたと思いますが、その中でもロングボールを蹴らずに、しっかり繋ぐというチャレンジが感じられたのですが、それは福島さんの狙いなのでしょうか。

A:それは昨年私が就任した時から、我々の福島スタイルは繋ぐと。ただ単に短いパスだけではなくて、もちろん背後にチャンスがあれば、長いボールを入れますが、アバウトにターゲットにボールを入れるというサッカーはしません。良い悪いは別にして、どちらかというと、今年は見てもらうと分かるように小さい選手が多いです。サッカーというのはパワーとサイズだけで勝負するわけでは無いので、大きな言い方かもしれませんが、バルセロナのように小さい選手でもサッカーが出来るというのを我々はJ3でやっていきたいです。しっかり深い位置からでも動かしながらサッカーをしようというのは今シーズンずっとやってきているので、そういう形が我々の密集です。良い距離感でパスを集めて数的優位を作りながら突破していく、相手が寄ってきたらサイドチェンジをするというサッカーを続けているので、精度を上げながら、また違うバージョンも出しながらやっていくのが我々のスタイルです。

――不運な形でPKでの失点をして迎えたハーフタイムでしたが、選手たちの様子はいかがでしたか。

A:昨年から半分の選手が変わっている中で、成長を感じられますし、今日の開幕戦で全くメンタルがぶれなかったなと。もちろんアンラッキーなハンドでの1失点でしたけど、全くぶれることなく我々のサッカーを全うしました。昨年連敗している時はどうしても目線が下がってしまうというチーム状況でしたが、ハーフタイムもこのまま続けていこうという声が選手から出ていましたし、既存の選手も新加入選手も融合して、しっかりと試合に向かっていました。今できることをひとり一人が精いっぱいやろうとするところがありましたし、サブの選手もしっかり声を掛けてくれていました。そういう部分のチーム成長を感じられる試合でもありました。

――先日のTRでの紅白戦ではメンバーから外れていた輪笠選手でしたが、今日の出場にはどんな期待があったのでしょうか。

A:最終的に良いメンバーを選ぶというところでやっていますので、紅白戦が全てでは無く、状態が良い選手、例えば技術もそうですが、戦術理解度やメンタル的に充実しているかというところ全てを含めて先発メンバーを決めます。輪笠は精神的に落ち着いていますし、どういう状況でも自分が出来ること出来ないことを分かっている選手なので、今日も非常に良いプレーをしてくれましたし、今後も戦力になってくれると思います。

――最後に県民の方へメッセージをお願いします。

A:今日は本当に多くの方にお越しいただいて、残念ながらスタジアムに来ることが出来なかった方、また県外から応援してくださった方、そういった全ての皆様に届けられる勝利だったと思います。先ほど言いましたように、皆さんの支えがあって我々はサッカーが出来ているので、サッカーで恩返しするというところを、これからも引き続きやっていきたいと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

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