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【11.26 YS横浜戦】試合後記者会見 田坂監督コメント

2017年11月26日 (日)

【試合後記者会見 田坂和昭監督コメント】

■総括
結果的には3-0という試合で、その結果に対してサポーターの方に喜んでいただけることが何よりです。ただ、内容的なことを言えば非常に今日は苦しい試合だったなと私は感じています。強い風の中で思うようなサッカーが出来ませんでしたが、今シーズンは水たまりであったり芝の長さであったり、前節のような雪であったり、環境面の部分は色々ありましたが、そういう面で選手たちは逞しくなっているなと。今日も決して気持ちが緩んでいたわけではないですし、モチベーションがないわけでもないんですが、なかなか前半上手くいかない中で、相手の攻撃を耐えて少ないチャンスをものにできたというところは選手の成長を感じます。後半に関してもしっかりと我々のやるべきことをやって追加点を奪うことができましたが、今日の試合に関して言えば非常にYS横浜さんが強かったです。ここ数試合の中でもアプローチのスピードや球際の強さ、スライドのスピードっていうのは非常に良くて、我々は自由にさせてもらえなかったというのがすごく印象に残っています。選手にハーフタイムに言いましたが、こういう相手と対戦するのは非常に良い成長になるぞと。だからこそ相手の力を利用して、うまくワンタッチとかスペースを見つけて背後を狙いなさいというところを話しました。そういった部分を後半実行してくれて、押し込むこともできましたし、相手を簡単にビルドアップさせなかったというところは非常に良かったと思います。
今シーズンも残り1試合となりましたが、我々は常にひたむきに戦うということをやっている中で、試合ごとに成長していますし、内容も結果も伴ってき始めました。最後、全ての力を出してサポーターの皆さんと喜べるように良い準備をしていきたいと思います。

■質疑応答
――自分たちのサッカーがなかなか出来なかったというお話がありましたが、キックオフから非常に前へ前へという気持ちがプレーに表れていたと思いますが、何か狙いや意識はあったのでしょうか。

A:今日だけではなく、以前も言ったように新型の「密集」をしようとし始めて、前に運ぶ、運び方はワイドを使いながらと密集を使いながらという話の中で、前節秋田戦の後半も良かったですし、それを体現して成功例が増えてきたから前に行っているケースが多々見られますが、意識としては数試合前から言っていて、どうやって運ぶとか、どういう角度が良いとかを選手たちに話をしていたので、先ほども言ったようにここ数試合で成功例が増えているので、皆さんにそう映っている中で、それがゴールに結びついていますので、それは本当に選手の成長だと思います。

――樋口選手が2ゴールの活躍でしたが、ゴール以前の部分で彼の前線での守備ですとか、非常に良いところにポジショニングしていたり、改めて監督からみて評価はいかがでしょうか。

A:大怪我から復帰する前、私はエスパルスの練習生の時しか見ていなかったので、そんなに守備をしない選手だなという印象しかありませんでしたが、他のスタッフに聞いたら樋口は守備しますよ!と。それでも最初はそんなに守備をしていなかったのですが、やはりコンディションが整うと共に、守備の貢献度が非常に大きいと。それで数試合はシュートも打てなかったんですね。けどここに来て守備もするし得点もとれるしというところで、本当に彼のポテンシャルはあったんだなと思いますし、彼がスイッチを入れることによって後ろが非常に助かっています。それに連動して、ボランチだったりサイドハーフもしぼりやすくなっているので、見えない部分での貢献度は高いです。今日は見える貢献度もありますが。けど、まだまだ成長できると思いますし、上に行ってもらいたいので、もっと細かい要求を彼にしていきたいと思います。

――このところ、良いサッカーをしているのに来場者数が伸びないなという印象ですが、いかがでしょうか。

A:みんな寒いから外出るのが嫌なんでしょうね…(笑) けど、これは積み重ねですね。今日みたいな熱いサッカーをしてサポーターと最後に喜びを分かち合えるのがスポーツの良いところだと思いますし、もちろんJリーグが出来てからそれぞれのチームはサポーターと地域と共に歩んできていて、この福島でもそれをやりたいという想いで私は福島に来ましたので、今日来ていただいた1,200人の方、先日の大雨の中来てくれた方、前節の非常に寒い中でのアウェイ秋田戦に来てくださった方、そういう皆さんを熱くさせたいですし、初めて来た方にも熱いサッカーを見せるというのが我々の使命だと思いますので、一人でも多くの方に来ていただけるよう、一つひとつ積み重ねていきたいと思います。

――後半に入って、ニウド選手がYS横浜の後藤選手に前から守備に行っていたと思いますが、それは修正があったのでしょうか。

A:もちろん、そうです。今回の試合に向けて、YS横浜が変わったのは後藤選手と辻選手だという話をして、個人の映像もだいぶ見せていました。警戒していましたが、それでも前半1度背後を取られたシーンというのは、言い方は大げさかもしれませんが、J1でも通用するようなパスでした。うちのディフェンスが初めてあんなに騙されたというくらいのボールの持ち方と姿勢の良さ、ボールコントロールの良さでしたので、後半はあそこを消さなくてはかなり厳しいと。前半も引っかけてはいるけれど、かなり良いところを彼は見ていると。というところで、後藤に入った時はしっかりと中を絞ってプレッシャーをかけるようにという話はしました。ニウドがあのポジションだったので特に行っていました。

――開幕戦で戦ったチーム同士で、YS横浜の樋口監督から30節以上を戦ってきて成長の“ものさし”となる試合という話が出ていたのですが、田坂監督も今日はそのような試合と捉えていたでのでしょうか。

A:もちろんです。選手にも開幕戦で戦ったチームとは全く別物だという話をしましたし、そういう映像を見せていました。何が違うかと言えば、先ほども言ったスピードであったり、シンプルに前に行くだとか、特に相手ディフェンスの背後を取って得た得点が9点あるんです。それはリーグ後半戦から9点とっていて、そういうところの成長も感じますし、失点もかなり減ってきていています。ここが狙い目だよというところを選手たちに話ていましたし、我々も成長した部分をみせなくてはいけないというところで、樋口さんは監督経験も長いので、そういうところを見ているだろうなというのがあったので、勝負だなと思っていました。今日はどちらに転んでもおかしくないようなゲームだったと思います。

――その中で勝ちきれた要因とは。

A:先ほども言ったように選手たちの成長だと思います。前半に苦しい中で失点を0に抑えたのは成長ですし、なかなか我々の得意とする密集からの攻撃が出せなかった中で、しっかりと辛抱して、声を掛け合いながら耐える時だということを分かち合いながらできていたので、どちらかというとリーグ前半戦はそこでバラバラになるケースが多くて、ボロボロと失点してしまうケースが多かったですし、逆に追加点を取る為にバラバラになってボコボコ決められる試合も多かったので、そういう面で、出ている選手たちだけではなく、サブの選手、試合に絡んでない選手も含めて、皆がそれぞれの役割をやってくれているのがこのチームの成長だと思っています。それが今日の結果に繋がっていると思います。

 

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